富山福祉短期大学

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ふくたんMEDIA

リレーメッセージin看護180

こんにちは!看護学科の高田です。

いよいよ8月になりました。今年は、うっとおしい梅雨で、前線が毎週・・・きておりました。豪雨災害も今年も続き被害がたくさん出ていて心が痛むことが多いですね。

看護学は実践の科学といわれています。対人関係職であるため、人間を対象にした知識と技術(行為)ができることが求められます。そのため、互いの身体を使いながら、技術を身に着ける学習が特徴であり、今回、遠隔授業ではその技法が使えず、教員全体で協議し、できるだけリアルに想像可能な授業の展開を目指して取り組みをしました。6月15日から、対面授業を開始し、互いの身体を使い、技術を学習する時間がもてるようになり、ほっとしています。しかし、ここでも3密の限界があります。対面であっても距離を持たなければいけないのですが、演習という技術では、より近距離で行わなければならず、フェイスシールドを用いての演習を実施しています。

今回は、基礎看護学実習Ⅰが7月27日から2週間の予定で、スタートするにあたり、看護技術を修得できるよう実習前に技術試験を実施しました。身体の状態をアセスメントできるバイタルサイン(主に体温、血圧、脈拍、呼吸測定)と医療事故で最も多い移動に伴う援助である車いす移動を試験項目として設定しています。

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当日は、緊張した中で、練習して身に着けた技術を真剣なまなざしで受験し、私たち教員も初心にかえり、刺激をもらえました。

1年生も、終了後

「緊張して、自分がしたかったことができないことが多く、練習不足と自分の自信のなさで、言いたいことがうまく言えなかったのも練習不足と感じた。」や「触診法で行う=人に触れることは安心感があり、ただ値だけではなく患者のコミュニケーションやタッチングがとても効果的なのだなと感じた」とあり、技術には、行為があるだけでなく、心が表現されていることまで気づけている学生さんもいて、素敵だなと感じました。幸せな時間をもたせてもえたと思います。

これからも、学生さんたちの澄んだ瞳とともに私たち教員も学んでいきたいと思った時間でした。