こんにちは。看護学科の中井です。
6月15日から短大内への登校が再開し、体調管理や感染に注意しながら学生さんは講義や演習を頑張っています。その中で、先日行われた1年次生の看護技術論Ⅰの演習についてご紹介します。
看護技術論Ⅰは、看護実践の手段として活用される看護技術について必要な基本的知識・技術・態度について学習することと、看護実践を展開するための方法として人間関係を成立・発展させる技術について理解を深め、対象のヘルスニーズを判断するために必要な基礎的知識や技術を習得することを目標にしています。
今回は、フィジカルアセスメントモデルを使用して呼吸器・循環器のフィジカルアセスメントの演習を行いました。フィジカルアセスメントモデル「Physiko」(フィジコ)は呼吸音・心音・腹部音聴取、脈診、血圧測定、心電図測定ができる医学看護教育シミュレータです。
学生は解剖生理学で学習したことをもとに聴取部位を確認し聴診器で、フィジコの呼吸・心音の正常音と異常音を聴取しました。学生は最初、音の聞き分けが難しい様子でしたが、だんだんと色々な音を聞くことで音の違いや異常音に様々な音があること、実際に音を聞くことの大切さを理解したとありました。また、短時間で判断できるようになるためにも解剖生理学の知識が大切であること、病態や疾患の学習を今後頑張りたいとありました。
1年次生は7月27日から、はじめての病院実習が始まりました。「実習」というと緊張したり、憂鬱になる人がいるかもしれんませんが、みんなでサポートしていきます。体調を整えて頑張っていきましょう!