富山福祉短期大学

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ふくたんMEDIA

リレーメッセージin看護178

こんにちは。看護学科の中田と申します。

新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が全面解除となり、臨地実習が再開となりつつあります。3年生の領域別実習において、私が担当している成人看護学実習Ⅰ(急性期)は、6月29日から県内の総合病院での実習を行います。今回は、実習前の実技演習の様子をご紹介します。学内の演習は、感染予防に留意してフェイスシールドを装着して行いました。

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■成人看護学実習Ⅰ-実習目標

1.手術を受ける患者の術前・術中・術後の特徴を理解する

2.手術を受ける患者及び家族のニーズに応じた看護過程の展開について体験的に学ぶ

3.手術を受ける患者の回復支援のための看護師の役割を理解する

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病棟実習では、周手術期の患者さんを受け持たせていただき、身体面・心理面における回復支援の看護援助を学習します。周手術期の患者さんの状態観察を行ない、異常の早期発見や術後合併症の予防、早期離床と回復支援の援助へと、早い展開で進む実習です。実習前の学内実習では、2年次の成人看護学援助論の復習としてDVDを視聴し、実技演習を行いました。術前オリエンテーションと術前訓練の援助、弾性ストッキングの装着、点滴中の患者の寝衣交換の援助、術後の患者さんの観察方法、フィジカルアセスメントモデルPhysiko(医学看護教育シュミレータ)を用いて呼吸音・腸音の聴取、ガウンテクニックなど学生が主体的に行いました。

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学生達は実習のイメージができ、看護技術や基礎知識の再確認の必要性を実感していました。臨地では感染予防に十分留意して実習を行い、看護実践力を身につけられるように支援していきたいと思います。